松阪市・明和町に住むなら知っておきたい子育て支援制度とは？住みやすさや制度の内容を紹介

まずは三重県にある松阪市と明和町の特徴を紹介します。

松阪牛で有名な松阪市は、三重県のほぼ中心部に位置しています。東には伊勢湾、西には高見山や三峰山、局ヶ岳などの山々があり、観光地としても人気が高い街です。

市街地の中心部にある松阪駅にはJR紀勢本線やJR名松線、近鉄山田線が通っており、名古屋・大阪・京都などへスムーズにアクセスできます。路線バスやコミュニティバスの本数も多く、市内の移動だけでなく、津市や明和町などの周辺市町村への移動に便利です。

子ども連れの外出におすすめのスポットには、プレイランドや絵本コーナーなどの遊び場所が充実した「みえこどもの城」や、噴水が人気の「カネボウ跡公園（鈴の森公園）」をはじめとした散策や運動に適した公園がいくつもあります。

参考元：松阪市「松阪市の概要」
参考元：松阪市「推計人口」
参考元：松阪市「松阪の山」

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明和町は伊勢平野の南部にあり、西は松阪市、東は伊勢市に接しています。町内を3つの川が流れており、良質なお米の生産地として知られています。

人口約23,000人が暮らす小さな町ですが、国道23号線沿いに「イオン明和店」 や「カインズ明和店」 などがあるので、急に紙おむつや粉ミルクが必要になったときでも買い物に困りません。町内の移動には町民バスや近畿日本鉄道山田線が利用でき、通勤や通学のほか、大阪や名古屋へのアクセスにも便利です。

参考元：明和町「町政要覧」
参考元：明和町「年齢別人口一覧」
参考元：明和町「バス路線図」

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松阪市は子育て支援制度に力を入れており、結婚の計画を立てている若者世帯や子育て世帯に優しい街です。ここからは松阪市で実施している代表的な子育て支援制度を紹介します。（2023年9月時点）

松阪市では妊娠届出時の面談後に「たまごギフト」として5万円、出産後の赤ちゃん訪問時に「ひよこギフト」として5万円の現金支給を行っています。対象となるのは、2023年1月以降に妊娠届出または出産をした人が対象です。保健師との面談後に申請書類を渡されるので、郵送かWEB上で申請手続きを行うと、およそ1ヶ月後に給付金が振り込まれます。

参考元：松阪市「たまごギフト・ひよこギフト（出産・子育て応援交付金による出産・子育て応援ギフト）」

中学校卒業前の15歳までの児童を養育している家庭に支援金を給付する制度です。支給額は養育者の所得によって異なります。満額支給の場合は、子どもひとりにつき3歳未満までは15,000円、小学校卒業までは10,000円（3人目以降は15,000円）、中学校卒業までは10,000円です。所得制限により特例給付となる場合は一律5,000円となります。

参考元：松阪市「児童手当のご案内」

子育て支援センターは、保育園や幼稚園に通う前の子どもと保護者が利用できます。センター内では手作りのおもちゃなどを使って遊ぶだけでなく、子育てに関する情報交換や、悩み相談、講演会などのイベントに参加することもできます。
利用時間や活動内容は各子育て支援センターによって異なるので、松阪市のHPに掲載される「子育て支援センターだより」などで確認しましょう。

参考元：松阪市「子育て支援センター」

一時預かり無料チケットとは、松阪市内の認可外保育施設で提供している「一時預かり保育」を無料で利用することができるチケットです。対象となるのは2021年4月2日以降に生まれた子どもで、松阪市のこども未来課か松阪市公式サイトから申し込むと、子どもひとりにつき4枚のチケットが配布されます。

チケット1枚で1日1回3時間まで子どもを預けられるので、少しだけ子育てを休んで気分転換やストレス軽減のために時間を使うのも良いでしょう。

参考元：松阪市「一時預かり無料チケットのご案内」

まつさかファミリー・サポート・センターは、会員同士が子育てをサポートする組織です。子育てのサポートが必要な依頼会員の代わりに、援助会員が子どもの送迎や一時預かりなどの支援を行います。サービスの利用後は、利用時間帯やサポート内容によって定められた金額を援助会員に支払います。そのほか、子どもの送迎にかかった交通費などは別途支払いが必要です。お試し無料利用チケットや、支払った利用料の一部を補助金として受け取れる制度もあります。

参考元：松阪市「ファミリーサポートセンター」
参考元：松阪市「ファミリーサポートセンター利用支援補助金」
参考元：松阪子どもＮＰＯセンター「ファミリーサポートセンター事業」

身近に相談できる人がいない妊産婦などを対象に、話し相手になったり、育児の見守りや手伝いなどを行ったりするサポーターを派遣する事業です。サポーターは松阪市から業務委託を受けた「松阪子どもNPOセンター」から派遣されます。利用料は無料で、子どもが1歳になるまで10回利用することが可能です。

参考元：松阪市「産前・産後サポート事業」

続いて、子どもを対象にした松阪市の医療費助成制度を紹介します。

松阪市では4ヶ月児・10ヶ月児が対象の「乳児健康診査」や「1歳6か月児健康診査」、「3歳6か月児健康診査」を公費負担（無料）で受診することができます。子どもが順調に成長していることを確認する大切な検査なので、欠かさずに受診しましょう。

参考元：松阪市「乳幼児健診」

子どもが医療機関を受診した際に支払った医療費を助成金として受け取ることができる制度です。18歳で年度末（3月31日）を迎えるまでの児童が対象となります。助成金が口座に振り込まれるのは後日になるため、医療機関を受診する際は自己負担分の支払いが発生するのでご注意ください。

参考元：松阪市「こども医療費助成制度について」

ここからは明和町の子育て支援制度を紹介します。

明和町のファミリー・サポート・センターでは、子どもの一時預かりや送迎などを会員同士でサポートをしています。利用料金は、平日の午前8時から午後6時までは1時間あたり700円、平日の時間外や土・日・祝日・年末年始の午前8時から午後6時までは1時間あたり800円、土・日・祝日・年末年始の時間外は1時間あたり900円です。

前日午後4時までのキャンセルは無料ですが、それ以降のキャンセルは半額、無断でのキャンセルには全額分のキャンセル料が発生しますのでご注意ください。

参考元：明和町「ファミリー・サポート・センター」

明和町に5ヶ所ある子育て支援センターでは、未就学児や保護者同士の交流や育児に関する不安や悩みを相談できます。開館日時は各センターによって異なるので、明和町の「子育て支援センターパンフレット」や「子育て支援センターだより」をチェックしてください。

参考元：明和町「子育て支援センター」

中学校卒業前の15歳までの児童を養育している家庭に支援金を給付する制度です。支給額は養育者の所得によって異なります。満額支給の場合は、子どもひとりにつき3歳未満までは15,000円、小学校卒業までは10,000円（3人目以降は15,000円）、中学校卒業までは10,000円です。所得制限額以上の所得がある場合は月額5,000円が支給されます。

参考元：明和町「児童手当」

続いて明和町の子どもを対象にした医療制度を紹介します。

6歳までの未就学児が医療機関を利用した際に支払う医療費が無料になります。その場で助成を受けられる現物給付のため、窓口での医療費は不要です。ただし、入院時の食事療養費や保険適用外の健康診査や予防接種などについては医療費助成の対象外となります。窓口無料化に対応していない医療機関もあるため、事前に受診を予定している医療機関に無料化の可否を確認しておきましょう。

参考元：明和町「未就学児の福祉医療費窓口無料化について」

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三重県松阪市・明和町の子育て支援制度や医療費助成制度をご紹介しました。地域ぐるみで子育てをサポートする体制や支援制度が充実している松阪市・明和町は子育てに適した街といえるでしょう。
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